2015年05月31日

GPZ900Rニンジャのキャブレターオーバーホールとガソリン漏れ〜冷却水の漏れ修理〜

GPZ900Rニンジャのキャブレターオーバーホール。

そして、ガソリン漏れ、冷却水漏れの修理をいたしました。


この度は、遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございました。
遅ればせながら、ご紹介させて頂きます。


今回ご依頼の内容は、キャブレターから、ガソリン漏れをしているとの事で受け賜わりました。

ガソリンが漏れている場所はフロートチャンバーOリング(ガソリンがたまっている所)。




オーナー様のGPZ900Rは、99年モデル。ゴム部品や樹脂パーツなど、約16年の月日で経年劣化も進んでいました。

なのでそれに伴い、ご要望でキャブレター内部のクリーニング・点検と、その周辺パーツの交換もしました。




まず、キャブレターを外す為に、タンクを取り外します。



さて、4気筒エンジンの場合..


スロットルワイヤーは、4連キャブレターのちょうど真ん中についています。



キャブレターを横にずらしながら慎重に外します。
外した後。各パーツを分解と点検をしていきます。





GPZ900R (1).jpg



キャブレター内部には、樹脂パーツやゴム部品が40か所以上使用されています。
そのパーツを、ひとつひとつ点検し、交換するか否かを判断します。




GPZ900R (4).jpg



各パーツをばらした後、キャブレタークリーナーをキャブレターの内部通路に流し込み、5〜6時間かけて見えない部分を清掃していきます。
CVキャブレター(負圧式)の型式の場合は、内部がとっても複雑。



通路は、髪の毛程のとても細い穴で、しかも見えない所を配管しています。
この、ひとつひとつが正常かの判断にはメカニックの長年の経験が要ります。


〜〜メモ〜〜
キャブレターが詰まると、アイドリング不調や吹けあがりの不調になる。



以上のような点検とクリーニングをして、キャブレターを組み付けをしていきます。

組み付ける際に、ゴム製のジョイントOリング・ホースも交換していきます。




GPZ900R (2).jpg




フロートを組み付けて、フロートの高さ(油面)の点検調整。



写真の樹脂パーツがフロートと言って、フロートチャンバの中で浮き沈みしてガソリンの量を調節しています。


GPZ900R (3).jpg


インレットマニホールドは固くなったり、ヒビが入ったりすると、2次エアーを吸ってエンジン不調の原因になりますので注意が必要です。

今回、エンジン側についているインレットマニホールド(キャブレタホルダ)も交換いたします。




GPZ900R (6).jpg



キャブレターの組み付け後に、同調もとります。


交換作業の途中で、サーモスタット部より冷却水の漏れ(滲み)を確認しました。



GPZ900R (5).jpg




原因は、サーモスタットケースの取り付け部Oリングからの、漏れだったためこちらも交換修理することに致しました。

あわせて、冷却水ホースも硬化している部分を交換。



長年の劣化したパーツを、新品パーツで組み直しをしてすべて完了です



GPZ900R (8).jpg



最後にオーナー様のご要望で、ファスナーで傷ついたタンクを、修正研磨をいたしまして完了となりました。



GPZ900R (9).jpg




キャブレター修理から一連の大きな作業になりましたが、消耗品や経年劣化パーツを新品に一新することで、また長く安心して乗れる事と思います。




これからも、良いバイクライフを楽しんでくださいませ<m(__)m>
posted by BSH at 16:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | カワサキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月14日

秩父わらじかつ丼バイクツーリングへ行く2〜観光名所の長瀞ハイキングトレッキングの人々〜




料理がくるまでの間、
ツーリングメンバーはいろいろな話題で盛り上がった。


スーパーカーブームや、スーパーカー消しゴムの話…

瓶コーラの話に始まり、市民プールの話まで。




さらには、先日わたしもお借りした、

映画「彼のオートバイ、彼女の島」の内容の話で、プレスライダーはバイク便のさきがけだった…





などなど、幅広い話題で盛り上がった。





 わじかつ丼と揚げ餃子の思い





そして、注文から15分ほど待ち。
それぞれの注文したメニューが届き始める。






うっ!!美味そー!!!




ちちぶツーリング (2).jpg






まずは、ラーメンと餃子。
つづいて、「まかないメニュー」だった揚げ餃子のお出まし。





そして、なんと!!




「まかないメニュー」だった揚げ餃子を、お店の方のご厚意で追加でサービスしてくれた。






ちちぶツーリング (3).jpg







なんとも感謝感激。






えっ?






なんで、揚げ餃子が「まかないメニュー」だったのを、
知っているのかって??







そうそう。いい忘れてました。





-----------それは、2年前-----------------



小鹿野町へ、ツーリングで訪れた時のこと。


その時、わたしが偶然立ち寄ったお食事処がここ。「どさんこラーメン小鹿野店」




時刻は午後2時をまわっていて、ランチタイムにはギリギリだった。
当然、店内はお客さんもまばらで、食事が済んでお会計をしている人もいた。
たぶん、わたしがランチタイムで最後の来店である。




そして、メニューをざっと見て店員の青年に、自分の注文を早々と伝えた。
注文したメニューは、もちろん「わらじかつ丼」だ。



そして、お腹をすかせた自分は、首をながくして
「わらじかつ丼」の到着を待っていた。





時を同じくして、アルバイトの青年が休憩に入ったらしく、空いた客席にそっと腰を下ろした。
青年は、頭は丸刈りで細型の体形。高校生くらいで、健康そうに日焼けをしている。





まだ、新人なのであろう。お店のおばちゃんが青年に、やさしく声をかけていた。


「疲れただろ〜。いっぱい食べて、ゆっくり休みなぁ。」

「はい。」



そ、その時!!
青年の目の前に、大皿に山盛りの何かの「食べ物」が出された。





な、なんだ、あれは…。
目を細めてみるが、よく確認できない。
わたしと青年は5メートル程離れている。





青年はその「食べ物」を箸にはさみ、急いで口元に持っていった。
わたしは、彼の食べる音にそーっと耳を澄ませ「食す音」を確かめる。





「パリッ、パリッ」




んっ!この音はまさしく揚げものだ。




そして、わたしの経験上、その食べ物の「シルエット」と「音」で判断し、揚げ餃子という事を確信した。
すかさず、わたしはメニューを手に取り、お品書きを端から端まで見てみる。





…が「揚げ餃子」はどこにも載っていなかった。



そして、メニューから顔を上げ、再びアルバイトの青年をみると、山盛りの揚げ餃子をもの凄い勢いで…
美味しそうに食べていた。



そんな青年の姿が、強く印象に残っていた。



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っと、こんな思い出があり、そのころから、わたしに「揚げ餃子」に対する執着心が芽生えていました。



そして、その「揚げ餃子」が、今、目の前にある!!
すかさず、揚げ餃子に箸をつけ、ケチャップとマヨネーズを付けて食べてみる。







ちちぶツーリング (3).jpg





う、うまい!!うますぎる!!




パリッとした表面に、中にはジューシーな餃子の肉。



そこへ、ケチャップとマヨネーズを付けることで、まるでスナック菓子のようなあっさり感がある。
これは、B級グルメ大会で「揚げ餃子」の食べ歩きが流行りそうな気軽さ(大げさ?)
過去にアルバイト青年が、大皿いっぱいの山盛りをサクッと完食していたのもうなずける。





そうしているうち、わたしの注文したお料理「わらじかつ丼」も届いた。







ちちぶツーリング (5).jpg






丼ぶりからはみ出る「カツ」。それも2枚はいっている。とてもボリュームがある。
しかし、そのボリュームとは裏腹に、あまから醤油で漬けた「わらじかつ」は、食欲が進む。






ただ、ただ…
もくもくと食べてしまう。



登山者の多かった長瀞町で休憩




わたしたちは、食事を終え、少し休憩をしたのち、外へ出た。

外へでてみると、ポツリポツリと雨があたる。
それにしても、最近の天気予報は当たる。これは、バイカーにとってはありがたい事。





そして帰りのルートは、43号線から140号へ出て長瀞に入る。
予想通り、43号線の秩父龍勢会館あたりから、雨が強くなってきた。






ひとまず、一旦オートバイを停め、手持ちの雨具を身につけた。
急がばまわれ。旅にあせりは禁物だ。




長瀞までは、ここから20分ほど。雨の中、オートバイをひたすら走らせる。
体感温度も15度くらいであろう。ちょっと寒い。



 やがて長瀞が近づくと、観光地らしく道端は人々でにぎわっている。




そして、さらにわたしたちは、宝登山神社の参道までオートバイを駆らせた。
道路わきに、オートバイを停めると、今日最後の休憩をした。



ここ長瀞町は、宝登山ロープウエイがあり、ハイキングウォーカーにも人気がある。

また、長瀞アルプスハイキングという観光イベントも開催しているので、町全体でハイキングを推しているようだ。



このような背景もあり、長瀞では歩いている方の8割くらいはトレッキングの服装をしている。

登山ブームの昨今。登山・ハイキング人口は860万人を超えているという。
そして山ガールブームの影響もあるのか、若い女性層も比較的多いとみる。








冷たい雨の白い息を見ながら、
15分ほど休憩。





ちちぶツーリング (1).jpg




4月には珍しいくらいの寒さだったが、
休憩中はバイク談義にはなを咲かせ、そして一日を振り返った。





リラックスした時間は、身も心もゆっくり休める。




たのしい休憩時間もおわり…

そして、いよいよ帰路につく。






そして、雨で冷えたエンジンを再び呼び覚ます…





相棒のオートバイに跨り、

雨の長瀞をあとにした。




THE END




最後までご覧いただき、誠にありがとうございました<m(__)m>