2015年09月18日

ハーレーダビッドソンFXDのオイル漏れ修理 ヘッドカバーガスケット交換

ハーレーダビッドソン FXD のオイル漏れ修理でヘッドカバーガスケット交換をいたしました。




ハーレー (6).jpg







オイル漏れの原因は、エボリューションエンジンの特徴でもあるブロックヘッド部分。

紙状のガスケットが硬化して破れていた為でした。





ですので、今回は対策品で金属のガスケットに交換させていただきました。







ハーレー (5).jpg






ご存じ、ハーレーといえばVツインエンジンを搭載するアメリカ製のオートバイ。


ハーレーの歴史は古く100年以上にもさかのぼり・・・


そして、この特徴的なV型OHVエンジンも、デザイン、構造共に現在でもオリジナルとして継承しています。





エンジンの仕組みについて少しご紹介いたします。








V型OHVエンジンとは・・




OHV(オーバーヘッドバルブ)とは、

名の通りバルブがシリンダヘッドの上にあるエンジン。


IMG2.jpg


赤い部分が「バルブ」という開閉弁です。




そして、この機関を前後に配置したのが、V型OHV。
ハーレーの角度、45°で2つ合わせるとこんな感じになります。







ハーレー (3).jpg








「えっ?今のエンジンて全部バルブは上なんじゃないの??」



っとおっしゃるかたもいると思います。


っというのも、このOHV構造は、エンジンの歴史でSV(サイドバルブ)ののち、最初のオーバーヘッドバルブ。


ですので、最初にこのネーミングをつけたと推測します。





【バルブ構造の流れ】

SV(サイドバルブ)
⇒OHV(オーバーヘッドバルブ)
⇒OHC(オーバーヘッドカムシャフト)
⇒DOHC(ダブルオーバーヘッドカム)


国産で言うと2ストの次といったぐあいでしょうか。





エンジン特性


OHVは、初代SV(サイドバルブ)に比べてバルブが上部に移動した為、
燃焼室が小さくなり圧縮を上げることができるようになりました。


そして、現行車OHCと比べると、カムシャフトが下にある分、
エンジンの高さを低くでき、ピストンストロークを長くできるので、「トルク型のエンジン」にすることができます。


それにより、低速巡航がしやすいクルーザーに採用されることがあります。















ハーレー (1).jpg




ガスケットの交換を終えて、周辺部品のチェックも致します。


今回、オーナー様より



「アイドリングするまで、暖気に時間がかかる」



とのお話があったので、

インテークマニホールド付近も点検いたしました。




キャブレターより後の吸気側に、2次空気(漏れ)があると燃調が崩れるので
アイドリングに影響が出るからです。



確認したところ、フューエルコック用の負圧ホースからの疑いがあったので、



オーナー様に報告をさせていただきました。





最終チェックをして修理が完了です。




どうぞ、楽しいオートバイライフをお過ごしください。






ホイールストーリー.jpg
by BikeShopHori


posted by BSH at 10:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ハーレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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